屋外広告物の許可申請手続きについて
このページでは、屋外広告物の許可申請手続きについて詳しく解説しています。
屋外広告物を設置するには原則として許可申請が必要です。
良好な景観の形成や安全・安心な街づくりのため、各自治体ごとに屋外広告物設置の許可基準を設定しており、その基準を満足する必要があります。
広島県では、政令指定都市である広島市、中核市である福山市、呉市、景観行政団体である、尾道市、廿日市市、それ以外の市町では広島県のそれぞれの条例により規制されています。
屋外広告物を設置しようとしする場所でそれぞれ基準を確認する必要があります。
屋外広告物設置の流れ
一般的に次のような段取りで進めましょう。
- 計画:設置場所、形状、内容、設置業者を決めましょう
- 事前相談:広告物を設置しようとしている場所の市役所等に事前相談に行きましょう
- 許可申請:許可が必要な場合、申請書を提出します
- 許可:各市町長から許可を受けます
- 広告物の設置:許可を受けた内容のとおりの広告物を設置します。
計画
まずは計画です。
何を行うにしても最初に計画を立てなければなりません。
どこに、どのような広告物を誰が設置するのか。予算はいくらくらいか。
とりあえず自身で考えた理想的なものを考えておきましょう。
事前相談
自分の考えた者が屋外広告物を設置するための基準を満たしているかどうか確認し無ければなりません。
屋外広告物を設置できない地域、物件に該当していないか、また大きさや電飾を使用できるかどうか等にも条件があります。
設置が可能かどうか、許可が必要かどうか、できないのならどのようにすればいいのかなどについて、市役所等の窓口に相談しましょう。
許可申請
屋外広告物の設置に許可申請が必要な場合は、申請書、その他添付書類を作成し、広告物を設置する市役所や町役場に提出しましょう。
申請書の様式は、各自治体の条例で定められており、記載しなければならない事項はほぼ同じですが、自治体によって若干の差がありますので注意しましょう。
申請には手数料が必要です。
広告物の種類大きさにより金額が定められています。
許可
許可が下りれば、お役所から連絡が入ります。
申請から許可が下りるまでの時間は、自治体によってばらつきがありますが、おおよそ2~3週間です。
許可証が交付されますので、窓口に受け取りに行きましょう。
設置
申請して認められた許可の内容のとおりの広告物を設置しましょう。
何らかの事情により許可内容から変更が必要になってしまったら設置の前に窓口に相談に行きましょう。
広告物は設置したら終わりではありません。
定期的に点検を行い、安全管理に努めなければなりません。